各パートごとの理論解説
パッテング
インパクトでフェースを
スクェアにするための2つの打法

(1)パターフェースを真っ直ぐにライン上を動かす
(2)パターフェースをテークバックではややインサイド、
   フォローでもややインサイドに動かす。


(1)を採用しているゴルファーは大変多い。また、ショートパットでは(1)、ロングパットでは(2)と使い分けている人もいる。自伝にも述べているが、タイガーは後者です。いつも真っ直ぐに動かすことが出来ればよいが、これがなかなか難しい。テークバックでアウトサイドになることが多い。そうすると手や腕で調整したりする。これが無意識に出る。


(1)の打法では肩と腕を使うことが最低必要です。

肩と腕を毎回同じバランスで動かさなければならない。少しでも狂うと真っ直ぐには転がらない。相当な練習量が要求される。中には手首まで動かす人がいて一層難しい。朝は入ったが、途中から入らなくなることの経験はおありだと思う。芝目の変化による影響もあるが、肩、腕、手首のバランスが微妙に変わってしまっていて、ボールの転がりが悪くなっている所為だ。肩、腕、手の3つのバランスを保つ方程式がいろんな距離を打つことによって狂ってしまうのだろう。また、パター以外のクラブでストレートに引いてストレートに振り抜こうとすると当然スライスになる。パターも僅かだがロフトがあるのだから、スライス気味で、生き生きした転がりとは言えない。最も苦労するのがテークバック。真っ直ぐにフェースを引くのが大変難しい。18ホール中に何度か外か内に引いてしまう経験は皆さんにもおありでしょう。

(2)では手、腕は固定して、肩だけを動かす。

ボールは体から離れているので、当然パターはインサイドインに動く。その上、フェースはテークバックではオープン、フォローではクローズになる。インパクトを両肩の中心の前で迎えれば、フェースはスクェアに必然的になる。グリップエンドはいつも両肩の中心を指すようにし、腕と肩で作られる逆三角形を保ちながら動かす。手と腕を固定するコツをつかめれば、後は肩をアドレスの前傾姿勢を守ったまま、肩をレベルに回す。ボールの転がりは一定になりやすい。プレイの途中で急に悪くなることは少ない。

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