飛んで曲がらないゴルフ理論に出会うまで。
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技術向上には基本理論の理解と実践

私は初心者にも分かる体系化されたゴルフ理論が必要であると思っています。どうしたら真直ぐ飛ばせるのか、どうしたら遠くに飛ばせるのかを理論的に理解することがゴルフのスタート時に欲しいものです。40数年前のスキー界の黎明期のことが思い出されます。当時、日本ではフランス派全盛期でありましたが、各スキー場ごとに流派があって、その理論はバラバラでした。オリンピックでトニーザイラーが三冠を取ったことによって、日本にもオーストリアのスキー技術が一気になだれ込んできました。基本とは何かを説く理論に日本中のインストラクターがそれを学び、一般のスキーヤー対象に一貫したスキーテキストが毎年発行されました。お蔭で私も含めて、インストラクターの的確な指導もあり、多くのスキーヤーが短期間で上達できました。私は技術の上達には基本の理解と実践が一番大切だと思います。経験の中から基本を掴める人は極まれです。ゴルフは他のスポーツと違って、運動神経があるからと言って上手くなるとはいえません。逆に運動神経のない人でもシングルプレイヤーにもなれるのです。それはどうしてでしょう?止まっているボールを打つので反射神経は要らないし、ショットの技術をコースマネージントやメンタルマネージントで補うことによるのかもしれません。正しい理論を理解して練習するならば、誰でも上達できます。逆に、間違った理論解釈や自己流では、途中で進歩が止まります。否、日一日と肉体は老化しますから、退歩する恐れさえあります。オーストラリアに旅行した時のこと、ゴルフ練習場ではアマチュアゴルファーの9割の方が理論にあった、見事なスイングをしていました。しかも、小さなテークバック、大きなフォロースルー、I字型フィニッシュとほぼ同じ様に見えました。かたや日本の練習場では、理屈に合わず、練習すればするほど悪い癖がついてしまいそうなスイングを、もくもくとこなしているゴルファーを多く見かけます。この違いは何なのでしょうか。